乳がん記録帳 in スイス

33歳でBRCA2異常の乳がん発見。2019年 肝臓・骨・リンパへの遠隔転移。スイスで治療中。2021死

抗がん剤の経過

2019年12より行ってきた抗がん剤治療も早くも8ヶ月が経った

少量のとはいえ、抗がん剤は抗がん剤

18回行ってきたが、回数を重ねるごとに体に蓄積される

血液値がよくなく、白血球、血小板、ヘモグロビンに大きく影響がきたため

輸血をはさみながらの治療となった

 

しかし結果は良いものだった

7月に肝臓の定期検診のためにMRIを撮ったのだが

目立っていた腫瘍が見えなくなっていた

周辺臓器も問題がなく、水が溜まっていたりすることもなかった

この上なく良好だった

この病気で嬉しくて泣いたのは久々だ

 

しかも、抗がん剤治療は投与からの予定が立てやすいので

仕事や、日帰り旅行を楽しんだりすることができた

後半はきつい部分もあり、仕事を調整する必要や

料理のテイクアウトの回数が増えるなどしたが

QOLは保たれていたと思う

 

これを機に2週間ごとだった治療を3週間ごとにすることになった

やったーーーと思った

 

しかし

 

未知の3週間目に発熱が続き、COVIDの可能性もあるため緊急入院となった

血液検査、ウィルス検査、尿検査などをおこなって、CTも撮った

結果、COVIDは陰性で、体のどこかで炎症が起こっているが

何が原因なのかはわからないとなった

 

昨年の10月 日本滞在中に起こった発熱騒ぎと似ている

しかし今回の方が血液の数値や炎症の度合いも悪く

若干不安なところもあったが、意識もはっきりしているし

食事もなんとなく食べられる

抗生剤を投与しながら様子をみている

(これを書いているのは入院4日目)

今の所、1日に2回 38度を超える熱が出ているが

少しずつ低くなってきているように思える

 

相部屋のおばあさんもめんどくさいし

早く家に帰りたい