乳がん記録帳 in スイス

33歳でBRCA2異常の乳がん発見。2019年 肝臓・骨・リンパへの遠隔転移。スイスで治療中。2021死

初発の告知から丸5年

初発の告知から丸5年が経つ
局所内再発もあったが、私は元気だ
このままうまく付き合っていければいいなと、心の底から思う

体を見て、たまに自分ががんと闘っていることを認める

つい最近、再発部分に近いところに赤いかぶれがあることに気づいた
2.3日経ってからとても気になり始め、調べていくと
日光角化症やボーエン病などによく似ていると感じた
そして母親がパージェットであったので、これも遺伝している?
Wikiにこららは前癌病変であると書いてあるし、次は皮膚ガンか!?
それともすでに遠隔転移していて、皮膚にも来たか…と不安が押し寄せた

この不安から、以前から気になっていた、腫瘍学の先生の意見を聞きたいと思い
その方のブログからメッセージを送ったところ
素早い返事をもらい、一度放射線を当てたところからの再発は考えにくく、
おそらく放射線による組織壊死ではないかとご意見をいただいた

旦那さんにもこのことを話したところ、すぐに自分の放射線医師に連絡を取ってくれた
放射線医師も同じことを言っていたが
状態を見たいとのことだったので病院へ行った

結果、放射線治療の副作用であると結論になった

納得させたのは放射線のデータである
皮膚の赤くなっている部分は、再照射の際に最も強い放射線が当たっていた部分と合致していて
前回の分を合わせると最高で115グレイ以上照射されていることになっている
そのため壊死したものがゆっくりと現れてきたとのだと
放射線治療ではよくあることだと言っていた
前癌病変である可能性はないか?と念を入れて聞いてみたが
その可能性はなくはない。年月を経て、それになる可能性はあるとのこと
しかし、いまは日光角化症、ボーエン病やパージェットではないと言われた

その部分以外には問題はないので、皮膚の乾燥を防ぐクリームを教えてもらい
範囲が広くなったら、皮膚科に行くことを勧められ、様子を見ることになった