乳がん記録帳 in スイス

33歳でBRCA2異常の乳がん発見。2019年 肝臓・骨・リンパへの遠隔転移。スイスで治療中。2021死

人生2度目の抗がん剤を選択

1ヶ月前の投稿にはCTの結果も横ばいと書いたが

その後、ラジオロギーの医師との経過観察のため

MRIで肝臓を確認したところ

3ヶ月前にはなかった小さな点が、いくつも戻ってきていた

残念ながら、SIRTは前回との間隔が短いのでまだ使えないのと

肝硬変の危険性があるのでまず

抗がん剤などの対策をした方がいいということになった

 

オンコロジーの医師にMRIの結果を持って

今後の治療について相談した

 

すでにリボシクリブ は量を減らしていたが

あまり効いていなかったこと

マーカーがびっくりするくらいの上昇

そして、体調の不良からやめることに決定

肝臓以外のところの痛みがひどくなったら

放射線やサイバーナイフなどで対応できるとのこと

 

それ以外の治療で提案されたのは2種類

 ・HER2に期待してカドサイラを使用

 ・抗がん剤を使用

 

医師はまずカドサイラ→抗がん剤の順を進めたが

自分はまず抗がん剤を選択

 

理由は、カドサイラが効果があるかないかわからない

効果がないうえ体調が悪いところに

追い打ちをかける可能性がある

あと、HER2の感受性が低いことがわかっているので

保険会社が支払わない可能性が高く

リボシクリブ同様、実費で月に数十万かかるかもしれない

 

自分的には、まず全身療法をして

散らばったがん細胞を少しでも倒し

マーカーを少なくしたい気持ちが強かった

また、BRCAがあるので、プラチナ系の抗がん剤は

効果があるのではないかと考えた

 

続く